映画「アポカリプト」のラストが意外すぎた件※ネタバレ


※この記事は、映画「アポカリプト」の

結末部分を思いっ切りネタバレします。

  • 映画を既に見終わっている方
  • ラストが気になるけどゴア表現が苦手で見られない方

が対象となっています。

 

最初から読む

クライマックス付近から読む

 

前回までのあらすじ

ジャングルの奥地で平和に暮らしていた狩人のジャガー・パウは、

古井戸の底に大切な家族を隠したまま、

突如襲撃して来た残忍なマヤ帝国の兵士達に生贄として拉致される。

 

皆既日食により生贄の儀式が中止され、

一命を取り留めたジャガーだったが、

今度は兵士達による”人間狩り”の標的にされ、

敵の投げた槍が脇腹を貫通し、その場に崩れ落ちてしまう。

 



 

終盤:逃走劇へ……

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https://plaza.rakuten.co.jp/

身動きの取れないジャガーに、マヤ帝国の若者、

スネーク・インクがトドメを刺しにかかります。

 

しかし、ジャガーと共に標的となっていた

親友が死に際に手を貸してくれたことで、

ジャガーは紙一重の所でスネークを返り討ちにすることに成功。

 

腹の傷を押さえながらやっとのことで立ち上がり、

遂に場外へ逃げ切ります。

 

ところが、事の顛末を見守っていたスネーク・インクの父、

ゼロ・ウルフが兵士達を引き連れて

ジャガーを追い始めます。

 

ここから先は、険しい森の中で

ジャガーと兵士達の逃走劇が繰り広げられます。

 

兵士達は知力も体力もジャガーより上で、

対するジャガーは森の知識と

狩猟技術を駆使して戦うことになります。

 

この躍動感・緊張感・疾走感は

もはや文字で伝えることは不可能でしょう。

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ラスト:マヤ文明の終末

森の生物や即席の罠をフルに活用し、

ランボーよろしく追手を1人ずつ撃破していったジャガーも、

遂に視界の開けた海辺まで追いやられ、完全に逃げ場を失います。

 

そこへ2人の追手が追い付き、

もはやこれまでかと思われたその時、

ジャガーとゼロ・ウルフの兵士達の前に、

恐ろしいものが現れました。

 

スペイン人の大船団です。

↓こんなん↓
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https://commons.wikimedia.org/

スペイン人は、栄華を極めたマヤ帝国よりも更に進んだ技術を持っており、

彼らが侵攻して来るとなれば、マヤ文明は一環の終わりです。

 

兵士達はスペイン人の出現により

一気に戦意を喪失し、引き寄せられるように

フラフラと船団の方へ近づいて行きました。

 

外国の地理や政治に関する教育とは無縁に育ったジャガーは、

彼らが何者なのか知ろうとすることもないまま、

1人その場を後にします。

 

ジャガーは村のあった場所へ戻り、

井戸の底から家族を救出すると、

新たな生活の場を求めてひっそりと旅立ったのでした。

(終わり)

 

「アポカリプト」のリアリティー

「アポカリプト」はとてもよく出来た映画です。

しかし、こうして振り返ってみると、

ストーリー自体は意外と単純なことに気付かされます。

 

それでも「これからどうなるんだろう」と

息もつかせずハラハラさせられるのは、

迫り来る敵がただ闇雲に槍を持って湧いて来るゾンビではなく、

1人1人が知性や人格を持った人間として

リアルに描き出されていたことや、

 

キャラクター設定上重要な立ち位置にいる人物が

常に容赦なく(そしてあっけなく)死んでいく

ある意味現実的な残酷さがあったから

だと思います。

 

リアリティーを追求することは、

時として残酷さを直視することでもあるんですね。

 

言い換えると、現実世界はどんなに重要な人をもあっけなく死なせてしまう残酷な世界でもあります。

 

それは僕達のような声優の世界でも一緒で、

演技や創作の楽しさに溢れている一方、

お金の都合だったり家庭の問題など、

避けられない事情が原因となって引退を余儀なくされる人達が沢山います。

 

また、引退まで行かなくても、思うように仕事が回って来ず、

ボイトレやワークショップに通いながら夜はアルバイトをして暮らしている

という声優も数え切れないほどいます。

 

このように、世の中が楽しいばかりでなく、

残酷であることはマヤ文明の頃から変わらないんですね。

 

しかし、だからと言って

「痛い目に遭わないように、夢なんか見ないで安全な生き方をした方がいい」

とは思いません。

 

大切な事は、「現実のルール」を理解しておくこと。

 

『アポカリプト』でも、ジャガーは森のルールを深く理解していたからこそ、

生き残ることが出来た訳です。

 



 

bigmeilmag

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