本が苦手な中学・高校生へ 5枚は埋まる読書感想文の書き方

こんにちは、鈴木健人です。

僕は作文だけは子供の頃から得意で、今でも文章の書き方を色んな切り口から勉強しています。

 

この記事では、本が苦手な中学生・高校生の方を対象に、読書感想文の書き方をレクチャーしていきます。

この書き方で行けば、例えば400字詰めの原稿用紙だったら5枚ぐらい余裕で埋まります。

 

まず、作文に取りかかる前に、この記事をブックマークして、

読書感想文を書きながら何度でもさっと見直せるようにしておいてください(重要)

 

なお、『先生に怒られてもいいから秒で終わらせたい』という人は記事終盤の『コピペ用ページ』に飛んでください

 

まずは下記の目次を見て、気になる箇所から読み進めてください。

順番は守らなくてOKです。

 

『本を読むのすらしんどい』という人へ

『本を読むのすらしんどい』という人も、心配ありません。

そもそも『本を読む』ことの一番の目的は、『頭の中の変化』なので、読書感想文を書くだけなら、何かが変わるキッカケを1つか2つ拾うだけで充分です。

つまり、3ページも読めば感想文は全然書けるし、何だったら本すら読まなくても書こうと思えば書けてしまいます。

(当然ながら実際に読むに越したことはないです。その方が面白い感想文が書けるのは間違いないので)

 

でも、僕も本は大の苦手だったんですが、読むようになってから人生200倍ぐらい得しまくっているので、本は出来るだけ読んでほしいです。

 

本の選び方

自由図書で、特に内容やジャンルに指定がない場合は、純粋に興味のある本を読めばOKです。

(猛者クラスになると、家電の説明書でも読書感想文は書けます)

 

例えば取っつきやすいのだと、

・映画化された小説

・流行っている小説

・自己啓発書

・話題になった絵本

などから選ぶといいでしょう。

 

その辺りなら、感想文が書きやすいというより、そもそも読んでいて普通に面白いものが多いです。

 

逆に、

・雑誌

・カタログ

・写真集

・クーポンマガジン

などはさすがに厳しいです。

 

あと、漫画は恐らくNGです。

漫画って本来めちゃくちゃ面白いし勉強にもなるので、個人的には漫画でもいいだろって声を大にして言いたいんですが、学校側は恐らく認めてくれない場合が多いです。

 

感想文の書き方

ここから先は、『自分が書く内容』についての書き方です。

 

構成 – 『起承転結』に当てはめる

まず、文章の構成は、いわゆる『起承転結』に当てはめるのが鉄則です。

 

起承転結とは、

・前置き、前提(起)

・何が起きたか(承)

・それによって起こる変化や葛藤(転)

・結果や結論(結)

という4つの段階から成る、話の流れを言います。

 

基本的にメインになるのは『転』の部分です。

 

漫画ワンピースで言うと、

起:海賊王ゴールド・ロジャーが財宝『ワンピース』を残して処刑されたことで、海賊が流行った時代

承:ルフィがワンピースを手に入れて海賊王になることを目指し、旅に出た

転:旅の最中、沢山の出会いや戦いを乗り越えた ←今ここ

結:ルフィはワンピースを見つけた(予定)

という構成になっているので、連載当初から未だに続いている『転』の部分が一番長いことがわかりますね。

 

『転』がなぜこんなに長いのかというと、『転』の部分は書き手の裁量でいくらでも書き足せるからです。

読書感想文で『ある程度字数を埋めなければいけない』という場合は、ここに自分の情報を詰め込めばいい訳です。

 

なので、読書感想文の場合、

起:『誰々さんの○○という本を読んだ』という、前置きを書く

承:本のあらすじや概略を書く

転:自分の思ったことや、読む前と後の変化について書く

結:『変化』をどう活かすか、もしくは全体としてのまとまった感想などを簡潔に書く

といった構成になります。

 

書き出しはどうすればいいのか

書き出しは、『時系列順』で行くパターンと、『先に結論を書く』パターンがあります。

 

時系列順で行く場合は、

「私がこの本を選んだ理由は、宿題に取りかかろうと思ってネットで検索した時、Amazonでの評判がよかったからです」

など、『選んだ理由』を書くのが一般的です。

 

逆に結論から書く場合は、

「この本は私が今まで読んだ中で一番面白い本です。漫画を除けばですが」

など、『全体的な感想』を最初に書きます。

 

これが起承転結の『起』に当たります。

 

冒頭部分で文字数を気にする必要はありません。

僕だったら上述のように1行で済ませるか、それに付随して「本なんか絶対に読みたくないと思っていたのに、小学生にも人気があると聞いてハードルが下がりました」など、実態を少し付け加える程度にすると思います。

 

本のあらすじの書き方

冒頭部分の次は、本のあらすじを書くのが定番です。

 

あらすじの書き方は、大きく分けて2パターンあって、

①1つは『起承転結』に当てはめて全体を説明するパターン、

②もう1つは起承転結の『起承』だけにまとめるパターンです。

 

例文はこちらを参照してください↓

サマーウォーズ 読書感想文 例文

バケモノの子 読書感想文 例文

時をかける少女 読書感想文 例文

おおかみこどもの雨と雪 読書感想文 例文

 

感想文の書き方

感想文本文(起承転結の『転』)の書き方は、『自分の考えと絡めて書く』ことが基本となります。

特に、『この本を読む前と読んだ後の落差』です。

 

作品を読んで、どう心が動いたか、何を学んだか、といったことを

『読む前の自分』と合わせて書いていけばいくらでも字数を稼げます。

 

そして、『落差』の部分に着目すれば、

いっそのこと本自体は読まなくても部分的に知っている内容だけで読書感想文は書けてしまいます。

(これは裏技に近いですが)

 

例えば、題材に選んだ本が『みんなで力を合わせて強敵を倒す話』だとしたら、

 

「作品の中で、主人公達はみんなで力を合わせて強敵を倒すんですが、そこで私は合唱コンクールの時に苦労したことを思い出しました。

クラス全体としては『絶対に最優秀賞を取ろう!』という熱意に満ちていたけれど、よりによって一番目立つパートを歌う子達が協力してくれなくて、すごく悔しかったんです。

どうにか銀賞は取れたけれど、もしあの時みんなが同じ気持ちになれていたら、最優秀賞も夢じゃなかったと思います。

そこで、『どうして物語の中では全員が一致団結したんだろう?』と考えました。

私の中で出た答えは、1人1人にとって『自分が本気で戦わないと自分が被害を受ける』状況だったから。

結果がどうなっても困らない人にとっては、協力すること自体がある意味『被害』なんだよなぁと思いました」

 

など、作品の中で描かれているテーマと『個人的なエピソード』を比較すれば

普通に面白い読書感想文が書ける訳です。

 

わかりやすく言うと、ポイントは『作品と自分との落差』です。

比較する対象は『落差』さえ出せればどんなに細かい部分でもいいので、

自分の価値観や実体験の中から、

『作品と反対になっている何か』を探してみましょう。

 

締めくくり(終わり部分)の書き方

起承転結の『結』に当たる部分は、ごく簡潔で構いません。

 

「小説を読むのは初めてだったのに、気づいたら最後まで夢中になっていたので、妹にも読ませたいと思います」

「主人公は格好いいけれど、私自身は中盤から登場した脇役の子みたいな生き方をしたいです」

 

など、最終的な印象を書いて締めくくりましょう。

 

読書感想文におすすめの作品一覧(2019年現在)

おすすめ作品一覧はこちら

 

『読書感想文』の題材にやたら小難しい本や5巻以上の続き物を薦めるブログがそこら中に散見されますが、

少なくとも僕が中高生の時に読んだら絶対面白くなかったと思うし、

何よりそんなに本腰を入れて読んでいる時間って、ないと思います。

 

僕のおすすめする本は、

アニメ映画が原作になっている作品や、

手軽に読める文庫本が中心なのでご安心ください。

 

また『1円もかけたくない』という人の為に

ネット上で無料で読める本も用意しました。

 

おすすめ作品一覧に飛ぶ

 

細かい書式(作文の決まりごと)について

作文の基本

・文体は敬語で統一するのが無難です

・話が切り替わる時は段落を1マス空けましょう

・先生受けを狙ってポジティブなことばかり書こうとすると、書く方も読む方もしんどいので、思ったままを書きましょう

 

本の題名の書き方

題名はどこに書くのか

本の題名は作文のタイトルに入れるのが一般的です。

『鈴木健人自伝 感想文』

『鈴木健人自伝を読んで思ったこと』

など、ストレートなもので構いません。

 

逆に、本文で書きたいことが明確な場合は、作文のタイトルに

『平凡な私が主人公から学べることはあるのか?』

など大まかな主張や疑問を書いてしまって、

何を読んだかは本文の冒頭で書くというやり方も有効です。

 

本の題名が長い場合

作文のタイトルに本の題名を入れたいのに、本の題名が長すぎて1行で収まらないという場合は、

2行に渡っても何ら問題ありません。

 

その場合、作文タイトルの頭を3マス空けてかぎかっこから書き、

2行目は4マス空けて書くと綺麗です。

 

題名に数字が入っている場合

縦書きの文章であれば、数字は漢数字に置き換えるのが一般的ですが、

本の題名がアラビア数字の場合は、それが正式名称になるので、

漢数字に置き換えず、数字1文字で1マスずつ使えば問題はありません。

 

数字が2桁の場合は、1マスの中に横に2文字詰め込む書き方が一般的です。

 

題名に使うかぎかっこ

本の題名に使うかぎかっこは、二重鉤括弧が正統派です。

つまり『』←これです。

 

例文

ちょっと昔に書いたものですが、

読書感想文の例文を下記にていくつか紹介しておきます。

 

 

コピペ用ページ ※最後の手段として

サマーウォーズ 読書感想文 例文

バケモノの子 読書感想文 例文

時をかける少女 読書感想文 例文

おおかみこどもの雨と雪 読書感想文 例文

 

当時は忙しくて疲れていたのと、

単純に急いでいたのもあって、

今見るとあまり面白い文章は書けていませんが、

せっかく書いたので参考までに読んでみてください。

 

なお、コピペで使用しても怒りはしませんが、

学校で何を言われても僕は責任を持てません。

(ちなみに文字数も足りていません)