漫画化もされたラマダンソフトの『ナイルの花嫁』を振り返る


ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

声優・ナレーターの鈴木健人です。

 

今回は、声優活動に本腰を入れるキッカケにもなった、

ラマダンソフトの『ナイルの花嫁』について

振り返ってみたいと思います。

 

「ナイルの花嫁」とは?

 

『ナイルの花嫁』は、エジプトのIT企業

『ラマダンソフト』が日本向けに開発したサウンドノベルです。

 

夏のコミケに出展され、後に漫画化もされました。

 

エジプトで実際にあったという、

干ばつを鎮める為に美しい女性を生贄に捧げる儀式

(通称ナイルの花嫁)を軸にストーリーが展開されます。

 

主人公メアリーは、「人命が気候に作用するはずはない」

という考えから、儀式の存在に否定的な立場を取りますが、

貴族の息子ダニエルと恋に落ちたことで女王の逆鱗に触れ、

次の生贄に選ばれてしまいます。

 

ネットショップでは「美少女」「カワイイ」

とタグ付けされていますが、

作風は一貫してシリアスなものであり、萌要素は皆無です(笑)。

エジプトからのオファー

 

出演したキッカケは、ラマダンソフトの社長ラマダン氏が、

僕の友人でもある日沼香菜美さんを見つけたことでした。

 

僕は香菜美さんから

「男性声優を探しているらしい」

との話を聞いて、当時は暇だったのもあり、

一も二もなくOKを出しました。

 

台本が届いてわかったのですが、

ラマダン氏は日本語にあまり強くないようで、

台本は明らかな誤訳が多く、

収録には度重なる改修と打ち合わせを要しました。
更に、登場人物は端役も含めると60人以上に上り、

 

フルボイスにも関わらず、起用された声優は僕を含めてなんと3人。

 

 

僕自身はキャリア史上最大の25役+台本の手直し

という仕事を担当することになったのでした。

実力と成功度は比例する?

 

当時の話をすると、多くの人は

「それは断るべきだった」という反応を示します。

 

しかし、僕はこの仕事を進んで引き受けました。

 

理由は、依頼主であるラマダン氏が

何事にも一生懸命で、とても礼儀正しい人だったので、

「自分も出来る限り力になりたい」と思ったからです。

 

ラマダン氏とは今でも仕事仲間ですし、

困った時は互いに意見を出し合ったり、

作業を手伝い合ったりしています。

 

人生を決める上では、仕事やお金ももちろん重要な要素ですが、

最終的に大事なのは、人柄に他ならないなと実感しました。

 

これは声優の世界も例外ではなく、

どんなに声が綺麗で演技力が高くても、

接していて気分の良くない人には

いずれ仕事が回って来なくなります。

 

どんなに難しい状況でも、

「人を大切にすること」

だけは忘れずに生きたいものです。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

bigmeilmag

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