舞台『リコとマスカレード』ストーリーとネタバレ


2017年11月25日、僕が脚本を手掛けた舞台

『リコとマスカレード』の最初の上演が終わりました。

 

『リコとマスカレード』は、

社会的弱者やはみ出し者達の【怒り】をテーマに、

『マスカレード』の結成秘話を描いた作品です。

 

↑マスカレードの広報係『かなえ』。『16世紀の人工知能を搭載した真鍮製の仮面』を装着している。

 

ストーリー(ネタバレあり)

人々の自由と尊厳を守る為に結成された慈善団体、通称『マスカレード』は、

表では啓蒙活動や紛争解決の手助けをしながら、

裏では暴力などの犯罪行為によって社会問題への抵抗を図っていた。

 

メンバー達は素性を守る為にそれぞれ特有の仮面で顔を隠しているが、

それが却って目立つものであることが多く、

その容貌から、人々は誰からともなく彼らを『マスカレード』と呼んだ。

 

 

物語の舞台は数年前に遡る。

当時の彼らはありふれた不良グループにすぎず、

特殊な言語障害を持つ『リコ』の隠れ家で遊び呆けていた。

 

 

↑勉強に励むリコ(左)と、のんきにカードゲームをする橋本英雄(右から二番目)と小西喜樹(右端)

 

リコはコミュニケーションが著しく苦手だったが、その一方で、

【一度見聞きした言葉を全て記憶する】

という驚異的な能力を持っていた。

 

ある日、法的な立ち回りに詳しいトランスジェンダーの『ミチル』が隠れ家に乗り込んで来たのをキッカケに、

リコは自分の会社を刑事告発することを決意し、

社内で横行している不法行為の証拠を集め始める。

 

↑隠れ家に乗り込んで来たミチル(右)と、それを制する橋本(左)。

 

↑左から、ミチル・かなえ・リコ

 

ところが、リコの告発に協力する為に隠れ家を訪れた秘書『沢井橙子』は、

リコの集めた資料の中にかつて自分が強要された殺人の証拠が残されていることに気付き、

口封じの為にリコを殺害してしまう。

 

↑【怒りの仮面】をかぶったリコ(左)をボールペンで殺害する沢井橙子(右)。背負ったものの大きさ故に、愛する者を手にかけなくてはならなかった。

 

リコを愛して止まなかった橋本英雄は、彼女が死んだことを知って錯乱する。

 

1人復讐に向かおうとする橋本を仲間達が必死に引き留めるが、

その後、橋本は様子がおかしく……。

 

↑リコが消えた隠れ家。一同は真相を探る為に、残されたICレコーダーを再生することに。

 

↑怒り狂った橋本は、リコの亡霊と最後の会話を交わす。

 

↑マスカレードの象徴となる【仮面】をリコから受け継ぐ橋本。怪物『ハザマ』はこうして誕生した。

 

後日譚

舞台は終わりましたが、物語は続いています。

 

リコから【怒りの仮面】を受け継いだ橋本は、

後に『怪物』と恐れられる

マスカレードのリーダー『ハザマ』となって、

人の自由や尊厳を踏み躙る者に対し激しく牙を剥きます。

 

↑西川涼子(左)が元恋人に殺されかけていた所を、ハザマ(右)が間一髪の所で助けに入る。

 

↑『自由と尊厳を踏み躙る者には容赦しない』――ハザマ自ら犯行声明を読み上げた動画を配信している。

 

↑ハザマの素顔。アホ面でポーカーをやっていた橋本英雄はもういない。

 

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